【八王子市】心に良い音楽を。小曽根真さんがオリンパスホールで“Jazz meets Classic”

小曽根真 “Jazz meets Classic”

新型コロナウイルス感染症の影響で、美術館やコンサートになかなか行けなかった方も多いと思いますが、今回はなんと「オリンパスホール八王子」にて感染症対策をした上で、２０２０年7月26日、ピアニスト小曽根真の“Jazz meets Classic”が開催されます。

時間も午後３時からと早く開催されるので、「新しい日常」の第一歩として出かけてみませんか？

クインシー・ジョーンズに見出され、僅か22歳で全世界デビューした小曽根はさん、母校バークリー音楽大学より『名誉博士号』を、2018年には紫綬褒章を授与されたりと、世界的に認められたピアニストです。

今回の公演では、井上ひさし氏からの依頼で2003年に誕生した、小曽根真さん作曲によるピアノ協奏曲「もがみ」を、太田弦（指揮）、新日本フィルハーモニー交響楽団とともにお贈りします。

写真提供：東京文化会館　　小曽根真　©️Gildas Boclé 　　　　　　　　　　　　　　　　

「ジャズ」や「クラシック」といったジャンルの壁を越えてボーダーレスに活躍するピアニスト、小曽根真さん。東京文化会館は、2013年から毎年“Jazz meets Classic”というタイトルで、様々なアーティストと小曽根真さんのコラボレーションによる公演を開催してきました。

今年度は、新型コロナウイルス感染拡大防止に係る状況により、当初予定していた内容から、一部曲目と出演者を変更して公演を開催します。

写真提供：東京文化会館　　新日本フィルハーモニー交響楽団©️堀田力丸

【日時及び会場】
2020年7月25日（土）17:00開演　会場：東京文化会館大ホール（JR上野駅公園口改札前）
2020年7月26日（日）15:00開演　会場：オリンパスホール八王子（JR八王子駅南口直結）
【出演】
ピアノ：小曽根真
指揮：太田弦
管弦楽：新日本フィルハーモニー交響楽団

【曲目】

モーツァルト：ピアノ協奏曲第23番イ長調 K488
小曽根真：ピアノ協奏曲「もがみ」

ピアノ協奏曲「もがみ」は、故・井上ひさし氏が、2003年に山形で開催された国民文化祭のために依頼して誕生した、小曽根真さんの作曲によるピアノ協奏曲です。今回演奏するのは、最終楽章の終盤に登場する合唱パートを、新型コロナウイルス感染拡大防止のためオルガンに変更するなど、当初の作曲から一部を改訂したスペシャルバージョンとなります。
小曽根さんと、指揮を務める太田弦は3月末、山形県総合文化芸術館の開館記念コンサートで今回演奏する2曲を共演する予定でしたが、リハーサル中に公演の中止が決まりました。想定外の状況下で、まるで必然であったかのように2人の運命が重なり、今回この公演が実現します。
管弦楽は、1972年に指揮者・小澤征爾のもと創立し、近年では音楽家・久石譲と立ち上げた “新日本フィル・ワールド・ドリーム・オーケストラ”で幅広い人気を集め、映画『崖の上のポニョ』などでも知られる、新日本フィルハーモニー交響楽団が務めます。