今度のサプライズ花火は ２０２０年8月２２日(土)

NPO法人大曲花火倶楽部（挽野実之会長）など全国の花火を愛する団体・個人で構成する「日本の花火を愛する会」は、22日同時刻に全国一斉に「エール」花火を打ち上げると発表しました。

新型コロナウイルスの退散や、花火業者をはじめ多くの人が希望を取り戻すよう願いを込めて打ち上げる花火。3密回避と当日の混乱を防ぐため、時間と場所は今回も公表されていません。

秋田県大曲の花火にゆかりある全国の花火業者に協力依頼

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、地域によっては打ち上げ環境や条件が厳しくなり、花火業者への協力も難しくなりました。
そこでNPO法人大曲（おおまがり）花火倶楽部が主催していた新作花火コレクションをはじめ国際花火シンポジウムなど、大曲の花火にゆかりのある全国の花火業者に協力を依頼しました。
その中で、プロジェクトへの参加を承諾いただいた29都県の81業者が、今夏、一斉に花火を打ち上げてくれることになります。

写真はイメージです

東京都内では 「ホソヤエンタープライズ」 「丸玉屋」 「丸玉屋小勝煙火店」 に花火の打ち上げを、依頼しているそうです。

「ホソヤエンタープライズ」はお隣りあきる野市草花にあり、クリスマスクラッカー、パラシュート花火なども考案し、昭和記念公園、青梅、昭島などの花火を上げています。

「丸玉屋」は花火ショーの開発、制作に取り組んでいる中央区日本橋の会社。千葉にあるテーマパークの花火や読売ランド花火ショーなどで専用のコンピュータを駆使し、花火と音楽をシンクロさせたショー花火でも有名な会社です。

「丸玉屋小勝煙火店」は、150年以上に渡り東京を基点として花火の製造・打揚を行っている府中市にある会社。調布や狛江などで美しい花火を見せてくれました。

東京では、この３社が上げるそうですが、どこで上げるかは今回も秘密。

なんだか短かったこの夏。去りゆく夏を送るような大輪の花火が八王子から上がるといいですね。

新型コロナウイルス感染症の影響で、今年の夏はほとんどの大きなお祭りや花火大会が無くなってしまいましたが、日本中で同じ時間に一斉に花火が上がるというのも、とてもロマンチック。

日本の空の上から見てみたい気がします。

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