秋の行楽シーズンです。世の中GoToトラベルを楽しんでいる方も多いようですね。

ただいま八王子の宝、高尾山は紅葉真っ盛り。高尾山に登るのは時間的にも体力的にも無理な方でも、ありがたい高尾山の雰囲気を感じながらお食事ができる場所がここ、高橋家です。

創業天保年間〔１８３０～４３〕から高尾山と共にお店を営業している高橋家。どっしりとした店構えはお蕎麦屋さんと言うより、高級料亭のようです。高尾山のケーブルカー駅の真向かいにドーンと存在感をたたえています。

そば粉六割ととろろと上質粉で練った自慢のおそばは喉越しがよく、スルスル気持ちよく食べられます。

高尾山といえばとろろも有名。昔ながらの素朴さが体に優しい感じがします。

お蕎麦もとろろも両方食べたい方はとろろ蕎麦がおすすめ。とろろが別に供されるので追加でご飯を頼めばとろろご飯も楽しめます。

樹齢百五十年余の柿の大木が根をおろす店内。「蕎麦座」（そばぞ）は、麓に抱かれる自然の庵。
清らかな水にさらされた蕎麦をはじめ、薬樹としての柿の献立など、この地ならではのさまざまな素材を趣向をこらしたお料理にして出してくれます。

外国人にも配慮のあるメニュー。さすが世界の高尾山！

お店の前はもう、登山道の入り口。紅葉した木々が目の前に広がっています。深呼吸をして参道のお土産屋さんを見たりすればなんだか古都を旅している気分。

時間に余裕がある方は京王線高尾山口駅横の、天然温泉が湧き出ている高尾山温泉でゆっくり過ごすのもおすすめです。

高橋家はここ↓

前の記事へ

記事一覧へ

次の記事へ