【八王子市】高齢者の道路横断中の事故が増えています。人も車もご注意を。
2021年2月23日午前5時ごろ、八王子市八木町の甲州街道で、市内に住む79歳の男性が死亡する交通事故がありました。
26日に現場近くを通ると、たくさんの警察官や交通整理をしていました。
道路を横断中の歩行者が事故に遭うことが増加する傾向があり、警視庁が注意を促しています。
歩行者は暗い時間には車から認識しやすいように、なるべく目立つ色の服を着たり、カバンや杖、上着や靴に反射テープを付けると良いそうです。
スマートフォンのライトをつけたり、懐中電灯を灯して自分の存在をアピールするのも有効です。
事故現場近くのこの交差点では9名で交通整理や、歩行者の見守りをしていました。
近年、高齢者の夜間の道路横断中の事故は多く、警視庁も工夫を凝らしたポスターを作成しています。
高齢者の歩行中死者で最も多いのは横断違反です。
歩行者側に法令違反があった場合の事故原因の多くは、車両の直前・直後の横断、横断歩道以外の横断、信号無視などで、車両から見えなかったり思いもよらぬ場所から歩行者が飛び出してくることが原因となっています。
【道路横断の法令違反例】
・横断歩道が近くにあるのに、横断歩道以外の場所を横断している。
・道路を斜めに横断している。
(※交差点などで道路標識等により、斜めに道路を横断できる場所を除く)
・進行中や停車中の車両の直前または直後を横断している。
・歩行者の横断が禁止されている道路を横断している。
上記のような状況を見たら、勇気を出して声をかけるようにしたいですね。若くても、
年をとっていても、事故は人生を変えてしまいます。車も人もお互い注意してください。