【八王子市】車人形を見たことのない方にチャンスです!神楽坂の伝統芸能フェス会場から八王子車人形無料配信します。
公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京とNPO法人粋なまちづくり倶楽部は、東京・神楽坂エリアを舞台にした伝統芸能フェスティバル「神楽坂まち舞台・大江戸めぐり2021」を2021(令和3)年5月22日(土)・23日(日)に開催します。
戦後、神楽坂周辺には「パリの佇まいを彷彿させる」としてフランス人をはじめとした外国人が多く住み、従来の日本文化と調和・融合し独特の風情を生み出しています。
そんな文化の町神楽坂の「神楽坂まち舞台・大江戸めぐり2021」に八王子市無形文化財の「西川古柳座の車人形」が出演します。
芸者衆による踊りや唄・三味線、地元在住の人間国宝の一門による新内節など、神楽坂ならではのプログラムをはじめ、講談や浪曲などの語り芸、三味線や尺八などが奏でる伝統音楽、さらに獅子舞、曲芸などの太神楽や“日本の奇術”手妻など多彩な日本の伝統芸能を、若手からベテランまで第一線で活躍するアーティストによるパフォーマンスが盛りだくさん。
今年は、新型コロナウイルス感染拡大の状況を踏まえ、無料オンライン配信のみとし、公式YouTubeチャンネルにて、神楽坂からライブ配信します。配信の会場はモダンな造りの赤城神社をはじめ、老舗割烹のお座敷、ライブハウス、そして今回初めて矢来能楽堂とダンスシアターのセッションハウスも加わり、まさしく神楽坂のまち全体が舞台になります。
八王子車人形が出演するのは、ことほぎライブ/ことだまライブ/アートにエールを!の部です。
日時:5月22日(土)11時~
ことほぎライブ
古来より人々の幸せを祈る演目を中心に披露。八王子車人形が義太夫節で「三番叟」を、獅子舞や傘回しなどの曲芸で魅せる江戸太神楽、そして聖獣と言われる獅子が親子二体で勇壮に舞う日本舞踊「連獅子」を素踊りにて賑々しく上演します。
出演:西川古柳座(八王子車人形)×竹本越孝+鶴澤寛也(義太夫節)
丸一仙翁社中(江戸太神楽)藤間章吾+市山扇雄右(日本舞踊)×芳村伊十冶郎連中(長唄)×若獅子会(囃子)鳥羽屋里夕(ご案内)
11時から配信予定ですので、少し前にここからYouTubeに接続してご覧ください。
今回の演目「三番叟」とは…
寿三番叟は、能の「翁」を下敷きにした,天下太平、国土安穏、五穀豊穣を祈るお祝いの踊りです。田植えを舞う「揉みの段」と鈴を持って種まきを舞う「鈴の段」から成り立っています。人形浄瑠璃のほか、歌舞伎など様々な芸能の幕開けに舞い,舞台の無事を祈る意味合いを持ちます。
ロクロ車に人間が腰をかけ、一体の人形を一人で繰る……
これが車人形の一番の特徴です
八王子車人形は約170年の歴史を持つ一人遣いの人形芝居で、文楽と同じ大きさの人形を遣い手が“ろくろ車(箱の中に車輪があり、体重をかけると方向転換ができる)”に乗って演じます。
八王子車人形 西川古柳座 五代目家元 西川古柳は、幼少より祖父(三代目)、父(四代目)に指導を受け、23歳で文楽研修生として三人遣いの操作も学び、八王子での定期公演や日本各地で公演。海外招聘も多く、各国で公演を行っています。
西川柳玉という名を襲名する八王子車人形の若きプリンスは、芸能に恵まれた才能豊かなイケメンです。
最近はYouTubeやInstagramで車人形の新しい魅力を世界に向けて発信もしています。
特にYouTubeが面白いです。舞台裏から生活空間まで、車人形界の裏の裏まで公開中?歌も上手いので聞いてみてください。
「神楽坂まち舞台・大江戸めぐり2021」プログラム詳細
1日目 5月22日(土)
- ことほぎライブ/ことだまライブ/アートにエールを!
- お座敷ライブ
- 芸能道しるべ
2日目 5月23日(土)
- 神遊びライブ
- セッションライブ
- ことだまライブ/夕暮れライブ
※タイムテーブルなどの詳細はウェブサイトをご確認ください。
※諸事情により内容を変更、または中止する場合があります。
開催概要
タイトル「神楽坂まち舞台・大江戸めぐり2021」
開催日時:2021(令和3)年5月22日(土)11:00〜・5月23日(日)12:00〜
*両日共に雨天決行・荒天中止
配信会場:神楽坂エリア(赤城神社/矢来能楽堂/志満金/セッションハウス/THEGLEE ほか)
配信URL:神楽坂まち舞台・大江戸めぐり公式YouTubeチャンネル
視聴料金:無料
主催:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京/NPO法人粋なまちづくり倶楽部
助成・協力:東京都