【八王子市】スーホの白い馬の楽器、馬頭琴の音色を聞いてみませんか?J:COMホールにモンゴル国立馬頭琴交響楽団がやってきます

Honorary Consulate of Mongolia in Fukuoka

写真提供:Honorary Consulate of Mongolia in Fukuoka

みなさんはモンゴルというとどんなイメージを浮かべますか?

広い砂漠「ゴビ」、どこまでも続く草原。横綱白鵬の生まれ故郷。遊牧民や移動式住居「ゲル」。

日本の約4倍の土地を持つモンゴルは、自然豊かな地域や首都ウランバートル (Ulaanbaatar)のような高層ビルが立ち並ぶ都市、かつてのモンゴル帝国の首都カラコルムの壮大な仏教建築などなど、歴史と自然が長い年月をかけ融合した素敵な国です。

「モンゴル国立馬頭琴交響楽団」

モンゴル草原 写真はイメージです

このモンゴルの素晴らしい楽団が12月にJ:COMホールにやってきます。

「モンゴル国立馬頭琴交響楽団」

指揮は自らも馬頭琴奏者であるトフシンサイハン氏です。

モンゴル

画像提供:公益財団法人 八王子市学園都市文化ふれあい財団

 
「モンゴル国立馬頭琴交響楽団」は、1990年に民主化し1992年には国名もモンゴル国と改名したモンゴル政府の1992年7月9日の政令大23号で設立されました。
当時のモンゴルは民主化したばかりで混乱期にありましたが、我が民族の音楽を自由に演奏できる時代の到来と高揚感がありました。
初演は1993年4月16日、国立オペラ・バレーアカデミック劇場。 初代総指揮者Ts.Batchuluun氏の下に古代から親しまれてきた馬頭琴を愛する若者たちが集まり研鑽を積みました。
馬頭琴交響楽団

馬頭琴 写真はイメージです

「馬頭琴(ばとうきん)」は2003年、ユネスコの「人類の無形文化遺産代表リスト」に、 「モンゴル民族が人類の文化遺産に貢献し伝統芸術を古典的な手法で発展させている楽器」として登録されました。
馬頭琴という楽器の可能性は大きく、民族音楽からクラシックまでさらにレパートリーは広がってきています。
「モンゴル国立馬頭琴交響楽団」は2005年モンゴル国大統領賞、モンゴル国最高芸術賞、世界文化オープンフェステイバルでグランプリなど国内外の賞を獲得。2018年には音楽を通じた日本との文化交流の促進に寄与した功績が評価されて日本国外務大臣賞を受賞しました。
この間モンゴル国内はもちろんのこと、多くの国々で演奏をし、国境を越えてモンゴル民族の伝統的な音楽を広めています。
海外での主要演奏会はサントリーホール、NHKホールを始め最も多くの演奏会を日本で実施しているほか、著名な演奏場所としてはカーネギーホール、ボリショイ劇場、国連本部、秋篠宮家、ユネスコ、中国国営演奏センター、香港政庁、ロシアのキャペラ、マリインスキー劇場などがあげられます。
モンゴル

画像提供:公益財団法人 八王子市学園都市文化ふれあい財団

馬頭琴とは

馬頭琴はモリンホールとも呼ばれ、弦が二本の擦弦(さつげん)楽器です。バイオリンや胡弓と同じ仲間の弦楽器です。弦と弓は馬の尾毛またはナイロンを束ねて作られていて、チンギスハンの伝統を受け継ぐ騎馬民族モンゴル人の象徴ともいえる楽器です。モンゴルの人々は、乗馬と馬頭琴を幼い頃から一生懸命練習し一人前になるとも言われています。
お祭りや重要な行事にはいつも、馬頭琴の悠久の調べが聴こえてきます。
モンゴル

写真提供:Honorary Consulate of Mongolia in Fukuoka

日本で最も有名なモンゴルのお話は、小学校2年生の教科書にも載っている「スーホの白い馬」
馬頭琴が生まれたいきさつが描かれた、悲しくも心温まるモンゴル民話です。
2022年。日本・モンゴル外交関係樹立50周年記念のこの年は「モンゴル国立馬頭琴交響楽団」の結成30周年を刻む節目の年です。

モンゴル

写真提供:Honorary Consulate of Mongolia in Fukuoka

モンゴル国立馬頭琴交響楽団設立30周年記念演奏会
後援/モンゴル国文化省、モンゴル大使館
●開催日 2022年 12月19日(月)
●開催時間 開演18:30(開場17:45)
●会場 J:COMホール八王子
●チケット発売日
 友の会/2022年 8月14日(日)
 一 般/2022年 8月21日(日)
●チケット料金 <全席指定>
 友の会/S席 3,600円 A席 2,700円
 一 般/S席 4,000円 A席 3,000円
●入場制限 未就学児入場不可
●販売窓口
 いちょうホール
 南大沢文化会館
 学園都市センター
 J:COMホール八王子
なかなか聴く機会が無い「「モンゴル国立馬頭琴交響楽団」の来訪。

モンゴルは王国として栄えていた歴史もあり、馬頭琴の調べにも品位が感じられます。「スーホの白い馬」を読んだことのあるお子様と一緒に行くのもいいですね。

スーホの白い馬

画像提供:モンゴル大使館

J:COMホール八王子はここ↓

東京都八王子市子安町4丁目7 サザンスカイタワー八王子 4F J:COMホール八王子

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