【八王子市】住みやすい街大賞1位の西八王子が、JR中央線中古マンション価格相場が安い駅でも1位を獲得
先日、住宅ローン専門金融機関「アルヒ株式会社」主催の『ARUHI presents 本当に住みやすい街大賞 2023』で1位をとった西八王子。
リクルート住まいカンパニーが毎年調査する「SUUMO住みたい街ランキング(首都圏版)」で、2018年から5年連続で「住みたい沿線ランキング」の4位に輝く人気の路線JR中央線で、東京都内に位置する駅の中古マンション(専有面積50平米以上~80平米未満)の価格相場を発表したところ、またもや西八王子が1位になりました。
今まで八王子と高尾に挟まれて、そんなに目立たない存在だった西八王子が注目されているようです。
西八王子で有名なのはサンドイッチハウスの「メルヘン」本社と、「きぬた歯科」でしょうか。また、餃子の無人販売店「餃子の雪松」や、「24h無人ホルモン直売所」といった冷凍食品の無人販売所がある場所です。
最も安かったのは八王子市にある西八王子駅で、価格相場は2位より1200万円も安い2730万円でした。中央線の都内最西端の駅である高尾駅の一つ手前に位置し、JR中央線の快速と通勤特快を乗り継ぐと新宿駅まで約48分、東京駅までは約1時間2分で到着します。
1位西八王子駅には生鮮食料品を扱う「市場館」と飲食店やドラッグストアなどが並ぶ「生活館」からなる「セレオ西八王子」が併設されています。駅周辺には多彩な飲食店が点在し、深夜1時まで営業するスーパーがあるのも便利なところ。また、駅南口から徒歩3分ほどの場所には、スーパーをはじめ100円ショップやドラッグストア、ベーカリーやクリニックなどを備えた「コピオ西八王子駅前」が2021年10月にオープン。駅北口から7~8分も歩けば、南浅川の河川敷へ。川沿いには散策やサイクリングにぴったりな「浅川ゆったりロード」が整備され、春は桜並木が沿道を美しく彩ってくれます。日常の買い物に便利な施設がそろい、自然も身近に感じて暮らせるうえに価格相場も安い西八王子は、穴場の駅と言えそうです。
2位は日野駅で、価格相場は3930万円。日野市を代表する駅の一つであり、駅の約15分圏内には市役所や市立図書館、広々とした「市民の森スポーツ公園」、トレーニングジムを備えた「市民の森ふれあいスポーツホール」といった市の施設が点在しています。かつては甲州街道の宿場町として栄え、駅から10分ほど歩くと都内に現存する唯一の本陣である「日野宿本陣」の見学も可能です。日野駅前に目を向けると飲食店が並んでいるほかスーパーやドラッグストアも複数あり、日常の買い物にも困りません。駅から北へ10分ほど歩くと、のどかに流れる多摩川が見えてきます。土手には緑が茂り、西方を見ると遠くに奥多摩の山影も見えます。休日にぶらりと散歩をして、自然あふれる風景を眺めつつ気分転換するのもいいでしょう。
3位には、1位・西八王子駅よりも1駅東京方面にある八王子駅がランクイン。価格相場は3939万円。八王子市はもちろん東京多摩地域を代表する駅であり、町田・横浜方面と結ばれたJR横浜線も乗り入れています。八王子駅から徒歩5分ほどの場所には京王線・京王八王子駅もあり、駅周辺は大にぎわい。JRと京王線の駅舎ともに商業施設が入った駅ビルがあるほか、ショッピングモールをはじめとした大型商業ビルが駅前に建ち並んでいます。一方で駅前の喧騒を離れると、西八王子駅周辺から「浅川ゆったりロード」が延びる浅川や、湧水が流れる谷や森と遊具広場を備えた「小宮公園」も。都市部の便利さと多摩地域らしい自然が共存する街並みと言えます。JR中央線の通勤特快の停車駅なので、新宿駅まで約40分、東京駅まで約54分で行ける点も魅力です。
SUUMOジャーナルの記事ではTOP29まで紹介しています。
調査概要
【調査対象駅】
SUUMOに掲載されている中央線(東京都内)沿線の駅掲載物件が11件以上ある駅に限る
【調査対象物件】
駅徒歩15分圏内、物件価格相場3億円以下、築年数35年未満、敷地権利は所有権のみ、専有面積50平米以上80平米未満
【データ抽出期間】
2022年8月~10月
【物件相場の算出方法】
上記期間でSUUMOに掲載された中古マンション価格から中央値を算出
※駅名および沿線名は、SUUMO物件検索サイトで使用する名称を記載している
西八王子駅はここ↓