【八王子市】2月5日は初午。今年はお菓子配りが復活の兆し。近所の稲荷神社にお参りに行ってみませんか?
2023年2月5日(日)は初午です。
2月初午(はつうま)の日は稲荷大神が稲荷山に鎮座したゆかりの日だそうで、その年の2月最初の午の日を初午と呼びます。初午の日にちは、その年ごとに変わります。2023年は2月5日(日)です。
この日にお稲荷さん(稲荷神=いなりしん)のお祭りが各地で行われます。
遠い昔は、2月の暦の最初の午(うま)の日に、蚕の神様をまつる農事の祭りを「初午」と言い、五穀豊穣を願っていたそうです。稲荷神社の「稲荷」は「稲生り」に由来するとも言われています。
全国に30000社あるといわれる稲荷神社の総本宮、京都府の「伏見稲荷大社」や、茨城県の「笠間稲荷」、愛知県の「豊川稲荷」などが有名です。
今では商売繁盛、産業興隆、家内安全、交通安全、芸能上達の守護神として多くの人に信仰されています。
八王子市内には大きめな稲荷神社だけでも20ヶ所近くあり、個人の家や会社、お店に祀られているお稲荷さんは数え切れないほどあります。
特に八王子では稲荷神社が織物の神とされ、養蚕や生糸・織物関係者にも尊ばれてきました。
稲荷といえばきつねが有名ですが、きつねは神の使いであり、油揚げはきつねの好物というわけではなく、色がきつね色であるために供えられるようになったようです。(好物だからお供えするという説もあります)
町の和菓子屋さんなどでは、初午に合わせて「いなり寿司」を販売するお店が多いです。
初午では、お社(やしろ)にお参りに来た子どもにお菓子を配ってくれる風習がありますが、近頃は諸般の事情により、それも少なくなっていたそうです。
八王子市小門町の産千代稲荷神社(うぶちよいなりじんじゃ)では、2023年2月5日(日)午前10時より、祭礼とお囃子、お菓子配りが行われます。
産千代稲荷神社は、八王子の治水と利水とまちづくりの礎を築いた大久保長安が建立したそうです。興味のある方はぜひお参りに行ってみてください。
市内の小さなお社(やしろ)でも、探せば初午の日にお菓子を配っているところがあるかもしれません。八王子の有名菓子店「藤屋」では、今年は初午用のお菓子の袋詰め作業に追われたそうです。
お菓子の卸問屋さんでも、小物お菓子の動きが年明けからあるそう。日常が帰ってきたのかもしれません。
京都府に鎮座する伏見稲荷の分社であり、旧八王子市内では一番東側にある稲荷社だといわれている子安神社では、きつねをテーマとしてきつねのお化粧、狐面ぬり絵等、現代風にアレンジしたお祭を3月に開催します。
子安神社のきつね祭りも楽しみにしていてください。
産千代稲荷神社はここ↓
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