【八王子市】5月4日5日、八王子一の鯉のぼりまつりが4年ぶりに開催されます。川面に泳ぐ鯉のぼりは壮観です
八王子市内を流れる南浅川には、この時期たくさんの鯉のぼりを見ることができます。
今年2023年は4年ぶりに南浅川沿にて「長房ふれあい端午まつり」が開催されるので、鯉のぼりもより活き活きと泳いでるようです。(鯉のぼりの掲揚のみは、昨年3年ぶりにされていました)
上の2枚の写真は横山橋付近から見える鯉のぼり。
横山橋は長房町と並木町を結ぶ、1997年に竣工された青い欄干がきれいな大きな橋です。
一番鯉のぼりが多く掲揚されているのが、八王子市長房町の長房市民センター前。
南浅川両岸に1000匹の鯉のぼりが空を泳ぐ姿はとても美しく、見ているだけでも心が洗われるようです。
この鯉のぼりは、1989年に長房住民協議会の5周年記念事業として八王子市内はもちろん、全国から寄せられた鯉のぼりを揚げたことからスタートしたそうです。
1981年に竣工された人道橋の陵東橋から見る鯉のぼりには圧巻させられます。
「風が吹くと悠々と泳ぐ鯉のぼりが見られるのですが、あまりにも多いので絡まってしまうものもあり、風も一長一短なんです」と管理する方が話してくれました。
1匹1匹の鯉のぼりは、ほとんどが寄贈されたものなので、色も形もそれぞれ個性があります。
生まれた地も年代も違う鯉のぼり、1匹ずつ見ていくのも面白いものです。
この陵東橋付近では、2023年5月4日(木・祝)・5日(金・祝)に「長房ふれあい端午まつり」が開催されます。
開催期間
令和5年(2023年)5月4日(木・祝)・5日(金・祝)
※鯉のぼりの掲揚は、4月16日(日)から5月5日(金・祝)まで実施されます。
今年は鯉のぼり、売店、各種作品展等は実施しますが、体育館での踊り、講演、カラオケなどは中止が決まりました。
上の写真の広場には模擬店や屋台が並びますが、業者による出店はなく、すべて住民協議会によって運営されるそうです。
今年は鯉のぼりの掲揚されている河原に、水が無い所が何箇所か確認できました。
南浅川は川が枯れていても、その下に水流があるそうで、水がしみ込みやすい土地を川が流れると、水が地中にもぐりこんで流れてしまい、この水のことを伏流水というそうです。
玉石の多い扇状地のように水を通しやすい土地を流れると、その区間だけ川の水が減ったり、水が無くなったりすることがあるとのことで、魚が生息するのには辛い環境です。
南浅川の両側には遊歩道があり、ベンチなども数多く置かれ、町の人たちが花を植えたりゴミを拾ったり、手入れをいつもしてくださるおかげで清潔に快適に過ごせる場所となっています。
鯉のぼりと一緒に川沿いに散りばめられた、小さな花壇ものぞいてみてください。
陵東橋はここ↓