【八王子市】「えっ、照明なし?」自然光だけで絵画を楽しむ不思議な展覧会が多摩美術大学で開催されます

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多摩美術大学

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芸術の秋に、ちょっと変わった展覧会を楽しんでみませんか?

多摩美術大学八王子キャンパスのアートテークギャラリーで、10回目となる「家村ゼミ展2026」が開催されます。

今回の展覧会は、「空間に、自然光だけで、那須佐和子の絵を置く」。

そのタイトルからも分かるように、一般的な美術館やギャラリーのように人工照明を使って作品を照らすのではなく、会場に差し込む「自然光」だけで絵画を鑑賞する展覧会です。

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自然光で変わる、絵画の見え方
会場となるのは、多摩美術大学八王子キャンパスにあるアートテークギャラリー。

約560㎡の広さがあり、一部では天井高が9mにもなる大きな空間です。

ガラス面が多く、外から入る光が時間や天候によって変化するという、少し特徴的なギャラリーでもあります。

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家村ゼミ展では、これまでにもこの空間の特性を生かし、

「空間に、自然光だけで、日高理恵子の絵画を置く」

「空間に、自然光だけで、大竹利絵子の彫刻を置く」

「中村竜治 空間に、自然光だけで、フィルムを置く」

といった展覧会を開催してきました。

昨年の「中村竜治 空間に、自然光だけで、フィルムを置く」では、巨大な透明フィルムを水たまりのように見せる展示が行われ、号外NET八王子でも紹介しました。

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多摩美術大学で、ちょっと素敵で不思議な展覧会が開催されます。 芸術の秋のスタートは、フレッシュな感性を持ったタ …

今年はそこに、那須佐和子さんの絵画が加わります。

今年は30歳の画家・那須佐和子さん
今回作品を展示する那須佐和子さんは、1996年東京都生まれ。

東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻を修了し、薄く油彩を重ねながら風景や人物を描いている画家です。

幼少期を演劇一家の中で過ごし、舞台美術や演出にも関わってきた経験を持つことから、単に「絵を描く」だけではなく、作品と空間の関係にも独自の感覚を持っているそうです。

2026年には、作品《Green Field》が東京都現代美術館に収蔵され、初のパブリックコレクションとなりました。

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今回の展覧会では、そんな那須さんが約560㎡にも及ぶ大きなギャラリーと向き合います。

今回は「ベニヤ板」も登場
これまでの「自然光だけ」のシリーズでは、ギャラリーそのものには大きく手を加えず、もともとの空間を生かしてきました。

ところが今回は、那須さんの要望によってベニヤ板を使った設えが加わります。

これは、今回の展覧会における大きな変化の一つ。

実際に設営が進む会場では、大きなベニヤ板が展示空間に置かれ、作品をどう見せるのか、空間そのものをどう感じてもらうのかを探っている様子がうかがえます。

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絵画を見るだけではなく、

「この板は何のためにあるの?」

「作品と空間はどうつながっているんだろう?」

と、会場を歩きながら考えるのも面白そうです。

時間や天気によって、絵の表情も変わる?

今回のもう一つの見どころが、色彩です。

那須さんの作品は、薄く重ねられた油彩によって風景や人物を描いているのが特徴。

自然光は、朝と午後で、晴れの日と曇りの日で、そして季節によっても見え方が変わります。

そのため、同じ作品でも訪れる時間や天候によって、色の印象が違って見えるかもしれません。

人工照明で一定の明るさに保たれた展示室とは違い、その日、その時間だからこそ出会える絵の表情がありそうです。

家村ゼミ展では、こうした「光」「空間」「時間」「天候」などを含めて、作品を見る体験そのものを大切にしています。

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今年で10回目の「家村ゼミ展」
「家村ゼミ展」は、多摩美術大学美術学部芸術学科・家村珠代教授による展覧会設計ゼミから生まれたアートプロジェクトです。

2017年度から毎年開催され、作家と学生、教員が一緒になって展覧会をつくり上げてきました。

完成した展覧会だけでなく、そこへ向かうまでの試行錯誤や制作過程も含めて、一つのプロジェクトとして捉えているのが特徴です。

今年で10回目となる節目の開催。

これまでの「自然光だけ」のシリーズを受け継ぎながら、今回は若い作家・那須佐和子さんの色彩豊かな絵画と、ベニヤ板による新しい空間構成が加わります。

どんな展示空間が完成するのか、今から楽しみですね。八王子にある大学だからこそ市民も気軽に行けるので、ぜひフレッシュな感性の展覧会を観てください。

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入場無料。芸術の秋に多摩美へ
「家村ゼミ展2026」は、2026年10月3日(土)から10月26日(月)まで開催。

入場は無料です。

美術館で絵画を見るのとは少し違う、自然光と空間の変化を感じながら作品と向き合う展覧会。

芸術に詳しくなくても、実際に会場を歩いてみると「いつもの絵画展とちょっと違う」と感じられるかもしれません。

芸術の秋のお出かけ先として、多摩美術大学八王子キャンパスを訪れてみてはいかがでしょうか。

多摩美術大学美術学部芸術学科

【家村ゼミ展2026「空間に、自然光だけで、那須佐和子の絵を置く」】

会期:2026年10月3日(土)~10月26日(月)
休館日:10月4日(日)、11日(日)、18日(日)、25日(日)
開場時間:10:00~17:00
会場:多摩美術大学 八王子キャンパス アートテークギャラリー
住所:東京都八王子市鑓水2-1723
観覧料:無料 ※会場や展示内容については変更となる場合があります。

多摩美術大学 八王子キャンパス アートテークギャラリーはここ↓

記事協力:多摩美術大学芸術学科展覧会設計ゼミ

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