八王子駅にほど近いユーロード沿いにある　ＮIＬＥＸ　ＫＥＢＡＢ（ナイレックス　ケバブ）

都内でも珍しい、エジプト人店主が作る本格的なエジプト料理が食べられるお店という情報を、号外ネットの読者の方からいただいたので食べに行ってきました！

ナイレックスケバブは、ユーロード沿いにある小さなお店です。油そばで有名な「味の天徳」のすぐ近くです。「アブドゥさんのごはん」という名でUberEatsで注文もできるようです。

店構えからして、異国情緒たっぷり。中東の音楽が聞こえてきそうなエキゾチックな感じムンムンです。店内で食べられるスペースはないテイクアウト専門店です。

店主のアブドさんはエジプトから引っ越してきて、八王子に20年以上住んでいる八王子大好きっ子です。人懐こい笑顔と流暢な日本語が魅力的なナイスガイ。

八王子市民をはじめ、エジプト料理を食べたことがない日本人にエジプト料理の美味しさを１度でも味わってほしいと2019年にお店をオープンしました。

ピタパンで肉や野菜を挟んだサンドイッチとトルティーヤで巻いたロールサンドがメニューの中心です。何を頼んだら良いかわからない時は、店主のアブドさんに聞くとていねいに教えてくれます。以下は特に人気のある３品です。

ファラフェルサンド

ファラフェル（アラビア語: فلافل）は、潰したひよこ豆やそら豆に香辛料を混ぜ合わせ丸めて食用油で揚げたエジプト風の料理。スパイシーな味わいで、ガッツリといただける満足感たっぷりの人気メニューです。肉を使っていない豆のコロッケのようなものがゴロゴロ入っているボリュームたっぷりなサンドです。

チキンケバブサンド（ピタ）

ハラルチキンのケバブ（アラビア語كباب）サンドは、辛くない・甘辛・中辛・辛口・の４つの中からソースを選ぶことができます。

チキンは、牛肉に比べてあっさりとした口当たり。自家製酸味のあるソースとも相性がよく、これでもかというくらい入っている鶏肉がおいしい、満足感たっぷりの大人気の定番メニューです。

コシャリ（アラビア語كشرى‎）とは、エジプトの国民食とも言われる代表的な料理です。お米、パスタ、ヒヨコ豆、レンズ豆などをミックスし、揚げた玉ねぎとトマトソースをかけた料理で、カルと呼ばれる酢と、シャッタと呼ばれる辛味ソースをかけて食べるそうです。

ケバブとは、西は北アフリカ、東はインドまで、中東を中心とした広域で食べられている肉焼きのこと。シシカバブとは串に刺さった肉をローストした物です。

肉の種類は、羊・牛・鶏といろいろあり、日本ではビーフとチキンが人気です。

ケバブは、エジプトを含めて多くの国では、家庭で日常的に食べると言うよりも、レストランで食べたり、もしくはピクニックに行ったときにバーベキューにして食べることが多い料理です。アブドさんのお店ナイレックス　ケバブでも、奥に大きな肉の塊がローストされて吊るしてあります。

クレオパトラも美容のために飲んでいたと言われるビタミンＣやクエン酸が豊富な　「エジプシャン ハイビスカスティー」や、アブドさんのおすすめスパイスが入った「チャーイ」など珍しい飲み物もあります。

八王子に居ながらにして、遠いエジプトの料理が味わえるなんて幸せ！ぜひ食べてみてくださいね。

アブドさんのお店ナイレックスケバブはここ↓

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