【八王子市】不思議な国道16号線「日本」を創った道。地形と道で日本を読み解く『国道16号線』が話題沸騰で重版街道爆進中!
最近テレビやSNSで人気なワード「国道16号線」
国道16号は、「東京環状」とも呼ばれ、横浜市、相模原市、八王子市、さいたま市、千葉市など首都30~40km圏の主要な都市を結ぶ延長約330kmの重要な道路です。
八王子市内ではいつも混んでいる感のある16号ですが、全国的に16号線ブームを作ったのではないかと言われている、新潮社から出版されている本の紹介です。
現在、東工大の教壇に立ちつつ、著者の柳瀬博一(ひろいち)さんが前職の編集者時代から20年以上あたためてきた思考をまとめた『国道16号線』が、発売1年を経てなおも重版。6刷りを数えて、ベストセラー街道爆走中だそうです。
首都圏をぐるり、330キロのこの全国一混雑する道は、日本誕生から頼朝、家康、ユーミン、そして令和までをつなぐ「地形」であり、歴史を紐解くと「日本」が見えてくるらしいです!
痛快なこの文明論は、コロナ禍の間も「地元を知りたい」という沿線地元住民を中心に読まれ続けました。その声に押されたのか、2021年11月30日放送のT B S『マツコの知らない世界』に柳瀬さんが出演。「リモートワークが増えて郊外への移住が増え、中でも千葉に住む人が増えています」と著者がコメントすると、千葉のご出身で16号線に親しいマツコ・デラックスさんも大反応。話題は横浜、横須賀まで、グルメとエンタメを中心にして、楽しく進みました。
また、マーケティングの面でも、重要拠点である16号線エリアには最近さらに注目が集まっています。11月26日には報道番組であるテレビ東京「ワールドビジネスサテライト」に「16号線」の特集第四弾でのご出演。コロナ禍での移住先として、そして巨大な経済圏として、このエリアが注目を浴びています。「自分が暮らすのにいちばん幸せな場所」を求める人たちにとって、このエリアがひとつの答えとなっているようです。
「関東に歴史あり。実に腑に落ちる」
三浦しをんさん、共感!
「ビバ16号線! 今後は『16号線育ちです』と胸を張ります!」
成毛眞さん、瞠目!
「この冬最高の、お楽しみ読み物だ!」
◆内容紹介
『国道16号線 「日本」を創った道』
私たちの暮らす東京、日本を創ったのは「地形」だ!
旧石器時代から人が住み、武士集団が駆け、頼朝と家康を呼び寄せた。近代に入ると絹と軍艦で経済を支え、ユーミンはじめ新しい歌がここから生まれた――横須賀、横浜、町田、八王子、川越、柏、木更津、と該当エリアには1100万人が住み、全国一混雑する道でもある、この馬蹄形のすごい道を知り、次はぜひ歩いてみよう。痛快!日本文明論。
柳瀬博一(やなせ・ひろいち)
東京工業大学リベラルアーツ研究教育院 教授(メディア論)。1964年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、日経マグロウヒル社(現・日経BP社)入社、「日経ビジネス」記者を経て単行本編集に従事。『小倉昌男 経営学』『日本美術応援団』『社長失格』『アー・ユー・ハッピー?』『流行人類学クロニクル』『養老孟司のデジタル昆虫図鑑』などを担当。「日経ビジネス オンライン」立ち上げに参画、広告プロデューサーを務める。TBSラジオ、ラジオNIKKEIでラジオパーソナリティとしても活動。2018年3月日経BP社退社後、現職。共著書に『インターネットが普及したら僕たちが原始人に戻っちゃったわけ』『「奇跡の自然」の守りかた』『混ぜる教育』など。
【タイトル】国道16号線 「日本」を創った道
【著者名】柳瀬博一
【発売日】2020年11月17日
【造本】四六版ソフトカバー
【本体定価】1595円(税込)
【ISBN】978-4-10-353771-7
八王子市内を複雑に走る「国道16号」