【八王子市】8月の半ばになると夏休みをとる医院が多くなります。自宅療養のためのアイテムを用意しておくと安心です
7月の半ばを過ぎたころから、普通の風邪や腹痛で病院に行こうと思って電話をすると「混んでいるので待ち時間が3時間かかります」「熱がある方は診られません」「かかりつけ医に行って下さい」と言われたという方が多くなった八王子市内。
西八王子の大きな病院の前には、2022年7月の下旬に行ったところ、救急車が何台も停まって順番待ちをしていました。
新型コロナウイルス感染症にかかっていなくても、病院に行くのを諦め自宅療養を余儀なくされる方も多いと聞きました。
例年8月の半ばが近づくと、夏休みのため休診になる医院が多く、ちょったした体の不調なら、開いている医院を探すより、自宅で様子を見る方も多いと思います。
また、発熱して病院に行っても「予約がない方は診ることが出来ません」「かかりつけ医に行って下さい」と断られるケースも発生しています。予約しようにも電話がつながらないことも。
そんな時は、体力気力が落ちないよう、消化が良く食べやすいものをすぐにとれるように、事前に用意しておくと便利です。
病気の時に一人でも簡単に作れ、洗い物が少なく鍋などを汚さず、火をなるべく使わない食品、保存が効く商品などを探しにスーパーに行ってみました。
みなさんも平時に病気になった時のことを考えて、口に合うものをなるべく多く買い置きしておいてください。
まず用意したいのは電子レンジで温めればすぐに食べられる「パックご飯」
お湯を足して長めにチンすればお粥にもなります。写真①
ご飯に混ぜ込むだけで、ビビンバや五目ごはんなどができあがるレトルト食品も便利です。写真②
冷凍食品も、電子レンジで温めるだけで作れるスパゲッティやドリアなどが販売されています。写真③
お湯を注ぐだけで具沢山のお味噌汁が飲めるインスタントお味噌汁は、水分も同時にとれるので用意したいところ。写真④
白いご飯はふりかけやお茶漬けの素があると、食欲がない時でも食べられるかもしれません。写真⑤
冷凍食品は好きな分だけ解凍して食べられるものが多いので、何種類かあるとバラエティーに富んだ食事ができます。写真⑥
アイスクリームなども冷凍庫に用意しておけば、栄養価も高く喉などの痛みがあるときも口にできるかもしれません。
家でペットを飼っている方は、入院やホテル療養などになった時や、自身で世話ができない時のために、ペットの餌やトイレシートを多めに用意しておきましょう。写真⑦
知人などに預けるときや療養所にペットを連れて行く時には、キャリーバッグが必要になります。マナーウエアがあると安心です。写真⑦
飼い主と離れたり、いつものお散歩ができずにストレスが溜まりがちなペットには好きなおやつを何種類か用意してあげておくのもいいと思います。他人に預ける時にも強い味方になってくれます。
新型コロナウイルス感染症にかかったら、療養期間は発症日(無症状の場合は検体採取日)から10日間経過し、かつ、症状軽快後72時間経過した期間となります。
また、濃厚接触者は、新型コロナウイルス感染症陽性判明者と接触のあった日の翌日から5日間の自宅待機が必要です。
新型コロナウイルス感染症にかかった場合、東京都から食糧支援も受けられますが、発症と同時には届きませんし、好みに合ったものが十分な量で届けられるとは限りません。
洗濯ができなくても十分な量の、清潔な下着も必要です。体温計も必需品です。
2022年7月29日現在、新型コロナウイルス感染症の感染規模が拡大し、いつ感染するかわからない状況です。
陽性者ご本人ばかりでなく、同居しているご家族も濃厚接触者であれば、不要不急の外出は控えなくてはなりません。
そのため、療養期間中に食料品や日用品が不足し困らないように、必要なものを確認し、事前に準備しておくと安心です。
また、家族に感染を広げないためにも、ご自宅の療養環境の準備もしておきましょう。
水や経口補水液も多めに用意して、こまめに摂取して下さい。