【八王子市】「いのちを守るため」に、身近な人のことでも、自分のことでも話す場所があります。
辛い時は誰かに聞いてもらおう。
どこに相談したら良いかわからないときは、どこでも良いから下のどこかに連絡してみてください。
9月と3月は自殺対策強化月間です
自殺に追い込まれるという危機は、誰もが当事者となり得る重大な問題です。また、今般、新型コロナウイルス感染症による影響等で、自殺のリスクの高まりが懸念されています。
八王子市では、毎年9月と3月を自殺対策強化月間に位置付け、ポスターやチラシ、CM等を活用して普及啓発活動を行うとともに、自殺予防のためのさまざまな取組を行っています。
身近な方の様子がいつもと違うとき
八王子市では自殺対策の取組の一つとして、悩みを抱えた方を専門の相談窓口などの支援につなげる「ゲートキーパー」の役割や、自殺を思い止まった方の体験談などを紹介する動画「今、いのちを守るために」を公開しています。
番組の後半で流れるCMは、明星大学デザイン学部の学生の協力を得て、自殺対策について若者目線で一緒に考えてもらいながら制作しました。ゲートキーパーの存在、気づく、寄り添う、繋げることの大切さを伝える内容になっています。
メンタルチェックシステム「こころの体温計」
「こころの体温計」とは、携帯電話やパソコンを利用して、ストレスや落ち込み度といったこころの状態をチェックできるシステムです。(下の青字をクリックするとチェックシートが出てきます)
こころの健康相談 (精神福祉保健相談)
心の病気に関する悩みを抱えていらっしゃる本人、ご家族、関係者を対象に健康相談を行っています。
その他の相談窓口
自殺相談ダイヤルをご紹介します。様々な悩みを受け止め、解決に向けて必要な相談機関へつなぐなどの総合的な対応をします。
「ひとりで悩まないで、もっとあなたの声を聴かせてください。」
東京都の相談窓口も各種あります。
「自殺防止!東京キャンペーン」東京都保健福祉局はこちら。
日本初の24時間365日無料チャット相談窓口、NPO法人「あなたのいばしょ」創設者がつづった、読むセーフティーネット
河出書房新社は、特定非営利活動法人「あなたのいばしょ」理事長、大空幸星(おおぞら・こうき)さんによる新刊『「死んでもいいけど、死んじゃだめ」と僕が言い続ける理由』(14歳の世渡り術シリーズ)を2022年8月30日(火)より全国書店にて発売しました。
大空さんは、大学3年生だった2020年3月、日本初の24時間365日無料チャット相談窓口を運営するNPO法人「あなたのいばしょ」を設立。多くの報道、自身のメディア出演等で注目を集め、今年6月までの相談数は約36万件にも上ります。現在は1日平均約1000件もの相談が寄せられ、その約4割が10代の子どもたちからの相談です。
著者自身、複雑な家庭環境に育ち、過酷な生活を強いられ、幾度となく生きる意味を見失った10代の自分にも伝えたかった「死んでもいいけど、死んじゃだめ」という言葉には、「『死』を心のなかに置いたままでも、とにかく生きていて欲しい。生き続けてさえいれば、どんなに苦しい状況でも、誰かとつながることで孤独が癒やされ、前に進む気力が芽生えるから」という、著者の強い思いが込められています。
本書は、著者自身の死を考えざるを得ないほど悩み、苦しんだ経験、また、同じような悩みを抱えた相談者に日々寄り添い続けたことからたどり着いた、まさに読者の安心できる居場所となるようなメッセージ溢れる一冊です。
【著者からのメッセージ】
孤独や生きづらさを感じるのは、恥ずかしいことでもなく、
自分が弱いからでもありません。
もし、いま心が苦しいと感じているのなら、迷わず誰かに頼ってください。
人とつながりながら、自分の心を守り、
この人生を、勇気を持って歩いていって欲しい。
そんな願いを込めて、この本をあなたに届けます。
「死んでもいいけど、死んじゃだめ」と僕が言い続ける理由(14歳の世渡り術シリーズ)
著者:大空幸星(おおぞら・こうき) NPO法人あなたのいばしょ理事長
発売日:2022年8月30日税込定価:1,562円(本体1,420円)
仕様:46判並製/200頁 ISBN:978-4-309-61743-5 河出書房新社発刊
対象読者:中高生向け/社会問題に興味を持つ方、教育関係者など
電話相談・LINEについて
東京都自殺相談ダイヤル 12:00〜翌朝5:30年中無休
東京都では、相談者の悩みを受け止め、問題に応じ必要な相談機関につなぐなど、自殺専用の電話相談を設置しています。
平成28年4月から、悩みを抱える若者向けに夜間・深夜の相談を充実させています。
自殺相談ダイヤルのご利用にあたって
- 東京都自殺相談ダイヤルは、東京都に在住・在勤・在学の方のための自殺相談窓口です。全国共通の相談窓口は、厚生労働省こころの健康相談統一ダイヤルをご利用ください。
- 東京都自殺相談ダイヤルでは、都内在住・在勤・在学の方からの電話に対応するため、ナビダイヤルを使用しています。ナビダイヤルは、かけ放題や無料通話プランの対象外です。あらかじめご了承下さい。
- 自殺相談ダイヤルの通話内容を、録音・録画し、他所に転送・掲載することはできません。
LINE相談
東京都では、自殺者数における若年層の割合が全国と比較して高いことから、若年層に対する自殺防止対策を強化するため、LINEを活用した自殺相談を実施しています。
ひとりで悩まないで、あなたの声をLINEで聴かせてください。
こころといのちの相談・支援 東京ネットワーク機関(63機関)
東京都では、自殺の背景となる、多重債務、いじめ、過労、健康問題、家庭問題など多様かつ複合的な要因に対して、心の悩み、経済問題など様々な問題に対応している相談機関・窓口等が、「こころといのちの相談・支援東京ネットワーク」として連携協力し、自殺予防に取り組んでいます。
※新型コロナウイルス感染症の影響により、相談受付の休止・時間変更等している場合があります。予めご了承ください。
- 【NEW】仕事を辞めることになった、生活に困っている
- 遺族の集い
- こころの悩み(しにたい、消えてしまいたい…)について
- 遺族支援について(大切な人が突然亡くなった)
- 精神保健福祉相談(こころの不安や悩みなど)
- 金融・多重債務問題等について
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- 子供・青少年(いじめ、ひきこもり、親子関係等)に関する悩みについて
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- その他(人権・高齢者・医療・犯罪被害等)について
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- (ネットワーク機関外)その他 新型コロナウイルス感染症に関する情報
遺族の集い
東京都では、行政と民間とが一体となって遺族支援に取り組んでおり、大切な人を亡くされた方が集い、素直に気持ちや思いを分かち合える場を設けています。