【八王子市周辺】祝!多摩動物公園のライオンバスは60周年。京王動物園線も60周年。めちゃ楽しいライオンバスに乗りに行きませんか
多摩動物公園では、昭和39年(1964年)5月17日に、人がバスに乗ってライオンが暮らすエリアに入る「サファリ形式」の展示として、世界で初めて「ライオンバス」を運行開始しました。
それから60年。子どもの頃に乗った人も、まだ乗ったこともない人も、ライオンバスに乗ってちょっぴりサファリ気分で、ハラハラドキドキ、そして癒しの時間を体験しませんか?
バスは厚さ1・6センチの強化ガラスで覆われ、間近で車体の外側につるされたエサの肉にライオンがかぶりつく迫力満点の姿を見られることも。また、時にはお昼寝中の無防備な姿を見せてくれることも。何度乗っても飽きない魅力のバスです。
ライオンバスは、初代園長である林寿郎さんが研究のためアフリカに訪れた際に、車中から野生の動物を見て、動物園でも野生に近い姿を見てもらいたいと「ライオンバス」を発案したそう。
計画の段階で多くの反対があったため、1963年に上野動物園で檻をかぶせた子ども用自動車の中に職員が入り、ライオンの反応を確認する実験も行われたとか。安全のためにもライオンの習性なども踏まえ、慎重に検討されライオンバスの運行が決定したそうです。
ライオンバスは、車体の外側に係りの方が肉片を乗車するごとに付けてくれるので、肉を求めライオンが近くに来てくれます。(ライオンの気分によっては、時には来ないこともあります)
運が良ければ、毛の1本1本まで鮮明に見えるほどの近距離で、窓越しに交流ができます。
ライオンバス運行開始60周年記念乗車カードを、全員にプレゼント
ライオンバスに乗車した方に記念乗車カードを配布してくれます。
絵柄は全部で6種類ありますので、どれがもらえるかお楽しみに!
期間 2024年5月9日(木)~7月30日(火)予定
場所 アフリカ園ライオンバスステーション1階降車口
※降車時に年齢にかかわらず、お1人さま1枚ずつお渡しします。
※カードは選べません。またカードの交換もできません。
京王動物園線開通&多摩動物公園ライオンバスの運行開始60周年記念スタンプラリーを開催中
多摩動物公園と京王れーるランド、京王線高幡不動駅の計3か所をめぐるスタンプラリーを開催しています。各ラリーポイントを回り、全てのスタンプを集めた方に記念品をプレゼントしてくれます。
開催期間 2024年5月17日(金)~6月30日(日)
ラリーポイント(スタンプ設置・スタンプ台紙の配布場所)
①京王れーるランド 屋外展示場 9時30分~17時30分
②京王線高幡不動駅 駅構内(改札内) 9時~18時
③多摩動物公園 ウォッチングセンター 9時30分~16時30分
記念品交換場所
①京王れーるランド 本館1階インフォメーション 9時30分~17時30分
②京王線高幡不動駅 有人改札窓口 9時~18時
※スタンプ台紙の配布・設置・記念品のお渡しは、各施設の営業日・営業時間に準じます。
※多摩動物公園では記念品のお渡しは行いません。
※スタンプ台紙は1人1枚、記念品も1人1つずつとなります。
※スタンプ押印の際は各施設の利用料が必要になります。
※本スタンプラリーは予告なく中止、内容変更する場合があります。
記念ヘッドマークの掲出
京王動物園線開通と多摩動物公園ライオンバス運行開始60周年記念デザインのヘッドマークを掲出した車両が運行されています。
期間 2024年5月17日(金)~6月28日(金)
場所 京王動物園線7000系
※掲出期間は変更になる場合があります。
※京王動物園線の車両のほかに、京王れーるランド内にも展示します。
ライオンバスの運営は当初、東京動物園協会、運転は京王帝都電鉄株式会社(現在の京王電鉄バス株式会社)に委託されました。現在も運転しているのは京王バスの運転手さんたちです。
運転手さんたちは、ライオン1頭1頭の名前はもちろん日々の健康状態まで把握していて、乗客にもライオンにも安全で快適な運転をしてくれます。こちらで運転手さんたちの写真も見られます。
多摩動物公園に行ったらぜひ乗ってみてください。定期券が欲しいくらい気に入ってしまうかもしれません。
ライオンバス詳細
発券時間
9時30分~(売切れしだい終了)
発券場所
ライオンバスステーション乗車券うりば
運行時間
10時~16時(時間指定制)
運行間隔:10分〜12分
料金
大 人(高校生以上~64歳) 500円
こども(3歳~中学生) 150円
65歳以上 150円
0歳~2歳 無料
なお、動物園の入場料が別途かかります。一般 600円 ・中学生 200円 ・65歳以上 300円
※小学生以下、都内在住・在学の中学生は動物園の入場料は無料です。
多摩動物公園はここ↓
写真協力:京王電鉄