【八王子市】世界に認められる「八王子車人形」を見たことはありますか?港区で展示と講座が開かれます

東京都の港区立郷土歴史館は、10月2日(土)~12月5日(日)に「人形 -人とともにあるもの-」を開催します。

その特別展で八王子の車人形が大きく取り上げられるそうです。

車人形

画像はプレスリリースより

八王子車人形とは、文政8年(1825)に現在の埼玉県飯能市に生まれた初代西川古柳(にしかわこりゅう)(山岸柳吉)によって、江戸時代末に考案されました。
文楽系の三人遣いを、「ろくろ車」と呼ばれる車をおさめた箱に腰掛けて操る一人遣いに改良しました。右手で人形の右手、左手で人形の左手と首、さらに指で目・口・眉まで動かします。

人形が舞台に直接足をつけて演技が出来るため、独自の躍動感が生まれます。このような構造は世界でも類がないといわれています。
平成8年には国の記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財に選定されました。

車人形

「車人形」八王子市
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス表示2.1

未来への不安を取り除くため、切実な願いを叶えるために祈りを捧げる。それはコロナ禍の今も、そして昔も変わらない人の姿です。人が「人の形をしたもの」に願いを託したときに、人と人形(にんぎょう・ひとがた)の歴史は始まったといえます。人の手によって作られた人形は、人とのかかわりにおいて多様に展開し、日本独自の文化を形成しました。

「人形 -人とともにあるもの-」展では港区にゆかりのある人形を中心に、人形に託された役割 -人を守り、願いを受けとめ、楽しませ、寄り添う- に焦点をあて、人とともにある人形の特性を探ります。

●開催期間  :令和3(2021)年10月2日(土)~12月5日(日)

●会場    :港区立郷土歴史館 特別展示室

        (港区白金台4-6-2 ゆかしの杜内)

●開館時間  :午前9時~午後5時(土曜日のみ午後8時まで)

        ※入館受付は閉館30分前まで

●休館日   :10月21日(木)・11月18日(木)

●特別展観覧料:大人 400円(320円) 小・中・高校生 200円(160円)

※常設展セット券 大人 600円(480円) 小・中・高校生 200円(160円)

八王子車人形西川古柳座の次世代スターの5代目西川柳玉さんはYouTubeで車人形を広く知ってもらう活動もしています。オリジナルの面白すぎる作品なども見られます。

八王子車人形とふれあえる講座は子供も大人も楽しめます。

「親子学習会」親子で楽しむ車人形 さわってみよう! みてみよう!

・日時   :10月23日(土) 午前10時~11時30分

・実演・解説:八王子車人形西川古柳座 五代目家元 西川古柳

・対象   :小学生と保護者

・定員   :8組16名(抽選)

・参加費  :無料

・申込方法 :ホームページにて申込(詳細はホームページ参照)

・申込期間 :10月1日(金)~10月7日(木)

○はじめての車人形 実演と体験ワークショップ

・日時   :10月23日(土) 午後1時~2時30分

・実演・解説:八王子車人形西川古柳座 五代目家元 西川古柳

・対象   :中学生以上

・定員   :16名(抽選)

・参加費  :無料

・申込方法 :ホームページにて申込(詳細はホームページ参照)

・申込期間 :10月1日(金)~10月7日(木)

八王子駅から港区立郷土歴史館までは電車で1時間ほどで行ける距離です。

感染症対策を十分して、たまには東京の秋の風景を見学しながら八王子の誇る車人形の知識などを得に出かけるのもいいかもしれませんね。

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港区立郷土歴史館はここ↓

プレスリリース

2021/09/22 07:22 2021/09/22 12:27
Feet and head

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