【八王子市】九州屋、ニュー・クイック、吉川水産、3店揃って閉店へ。西八王子セレオから生鮮品売り場がなくなる?
「ARUHI presents 本当に住みやすい街大賞 2023」で1位を取った西八王子。
大賞受賞理由の一つは、駅周辺には「西八商栄会」・「セレオ西八王子」・「ダイエー西八王子店」といった買い物施設が充実、日用品の買い物から食事を楽しむ環境まで整っている。とのことですが、その買い物施設の1つ「セレオ西八王子市場館」が2023年3月31日(金)に約25年の歴史に幕を落とし、閉店することになりました。
「セレオ西八王子市場館」に入っているテナントは3軒。
八王子市越野に本社を置く青果専門店「九州屋」
鮮魚の「吉川水産」
精肉と食品小売業の「ニュー・クイック」
毎日の食事づくりに欠かせない肉と野菜とお魚が揃っています。
西八王子駅前には、1968年に忠実屋西八王子店としてオープンした、現ダイエー西八王子店がありますが、セレオ西八王子は1978年に「西八王子ロンロン」としてオープン。その後、1997年、現在ニュークイック、吉川水産及び九州屋が入居している建物(現在の「セレオ西八王子 市場館」)が竣工し、「西八王子ロンロン市場」という名称でオープンしました。
九州屋は百貨店、駅ビル、ショッピングセンターでの野菜・果物専門店の運営、スーパーマーケットの運営などをしている八王子の企業です。現在は自社農園も保有し、ネットショッピングでも成功を収めている旬にこだわる八百屋さんです。
吉川水産は魚種の豊富さと鮮度を大切にしている魚屋さん。
全社員に配布している吉川水産オリジナルテキストブック『アドバイザーテキスト』に則り、産地や美味しい調理方法などの情報発信をしています。
丸ごと1匹の魚を無駄なく捌くサービスに加え、1貫プラス20円でお寿司にもしてくれます。
お肉が美味しいと評判のニュー・クイック。日常使いの食品も豊富に取り揃えてあるので、スーパーマーケットのように便利な店舗です。
精肉はお手頃なものから、なかなか手に入らないような最高級部位のものまで取り揃えてあります。
銀座コージーコーナー、マツモトキヨシ(調剤薬局含む)、ドトールコーヒーショップ、ポニークリーニング、てんやエキスプレス、サイゼリヤが入居している建物「セレオ西八王子 生活館」は今後も営業を続けます。
セレオ西八王子を運営している「JR中央線コミュニティデザイン」によると、ビルの建て替えなどの予定は今のところなく、市場のお店の閉店後に次のテナントが入るかも未定だそうです。
品質の良い生鮮品が手に入るセレオ西八王子市場館は、電車から降りてすぐに食品の買い物ができただけに、残念でなりません。
なお、JRE POINTカードは引き続きセレオ西八王子生活館、JRE POINT加盟店で利用できます。
セレオ西八王子市場館はここ↓