【八王子市】インフルエンザの流行が例年より1か月以上早く始まっています。高齢者向け予防接種を9月18日から前倒しで実施
八王子市で、インフルエンザの感染拡大に注意が必要な状況となっています。
東京都内では、2026年8月17日から23日までの第34週に、インフルエンザの定点医療機関あたりの患者報告数が1.49人となり、流行開始の目安となる1.0人を超えました。
昨年よりも1か月以上早い流行開始です。
八王子市でも同じ第34週に、定点医療機関あたり1.4人の患者報告があり、市内でも流行がみられています。
さらに、八王子市が9月14日に公表した第37週、2026年9月7日から13日までの感染症発生動向によると、インフルエンザの報告数は小児科定点あたり13.7人、インフルエンザ定点あたり9.1人となりました。
前週の小児科定点あたり3.8人、インフルエンザ定点あたり3.1人から、いずれも増加しています。
小児科定点では、注意報レベルの開始基準となる10.0人を超えており、市立小中学校ではインフルエンザ様疾患による学級閉鎖の報告も出ています。
例年、インフルエンザの流行は12月から3月が中心とされていますが、今年は早い時期から感染が広がっているため、早めの対策が大切です。

■八王子市が高齢者向け予防接種を前倒し
こうした状況を受け、八王子市では、10月1日から開始する予定だった高齢者インフルエンザ予防接種を約2週間前倒しし、9月18日(金)から実施します。
ただし、9月18日以降、ワクチンの供給や準備が整った指定医療機関から順次開始となります。医療機関によって接種開始日が異なる場合があるため、事前に確認が必要です。
今回の前倒し接種を受けられるのは、八王子市に住民登録がある方です。市内の指定医療機関で接種を受けることができます。(10月1日から町田市・日野市・多摩市・稲城市の実施医療機関であれば、特別な手続きを行うことなく高齢者インフルエンザ予防接種を受けることができます)
接種期間は、2026年9月18日(金)から2027年1月31日(日)まで。
ただし、ワクチンの流通状況によっては、医療機関ごとに接種開始日が遅れたり、接種終了日が早まったりすることがあります。
インフルエンザワクチンは、接種してから効果が現れるまで約2週間かかるとされています。効果が十分に維持される期間は接種後約5か月とされているため、八王子市では、より有効性を高めるために12月中旬までの接種を検討するよう案内しています。

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■接種の対象となる方
対象となるのは、接種当日に八王子市に住民登録があり、接種を希望する次の方です。
・65歳以上の方
※65歳の誕生日の前日から接種可能
・60歳から64歳で、心臓・腎臓・呼吸器の機能、または免疫の機能に一定の障害がある方
60歳から64歳の方は、身体障害者手帳1級相当などの条件があります。接種前に必ず医師へ相談し、該当する疾病の身体障害者手帳や診断書などの写しを接種時に提出する必要があります。
■接種費用は2,500円。無料になる場合も
自己負担額は2,500円です。助成を受けられるのは、期間内に1回までとなります。(助成を使わない場合、通常インフルエンザの予防接種は1回3000円から5000円程度かかります)
ただし、接種対象者で次のいずれかに該当する方は、無料で接種できます。
・生活保護受給証明書を接種前に提出した方
・中国残留邦人等支援給付受給証明書を接種前に提出した方
受給証明書は、それぞれ市役所の担当課で交付を受ける必要があります。また、中国残留邦人等支援給付受給証明書は、2026年4月1日から接種日までの日付のものが有効です。
■接種前に医療機関へ予約を
接種を希望する方は、事前に指定医療機関へ予約してください。
接種当日は、次のものを持参します。
・本人確認書類(マイナンバーカードなど)
・接種費用、または受給証明書
・身体障害者手帳などの写し(60歳から64歳の対象者のみ)
接種助成券などは配付されません。
予診票は接種当日に医療機関で受け取り、体調などを詳しく記入します。本人が記入できない場合は、体調をよく知る家族などが、本人に確認しながら記入してください。

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■市内の学級閉鎖情報も確認を
八王子市では、市立小中学校におけるインフルエンザ様疾患による学級閉鎖などの状況を、市公式ホームページで公表しています。
9月14日には、八王子市立恩方中学校が、インフルエンザをはじめとする発熱や咳、のどの痛み、だるさなどの体調不良を訴える生徒の増加を受け、1・2年生の3クラスを2日間の学級閉鎖としたことを学校ホームページで発表しました。
学校や家庭内での感染拡大を防ぐためにも、毎朝の健康観察を行い、発熱や咳、のどの痛み、強いだるさなどがある場合は、無理に登校せず、休養することが大切です。
小児のインフルエンザ予防接種について
注射用ワクチンは生後6か月から12歳の方を対象に1回あたり2,000円(全2回)、経鼻生ワクチンは2歳から12歳の方を対象に4,000円を助成します。詳細はこちらをご覧ください。
市では、こまめな手洗い、換気、咳エチケット、状況に応じたマスクの着用など、基本的な感染予防対策を呼びかけています。

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■接種を受ける前に確認したいこと
接種当日に明らかな発熱がある方、重い急性疾患にかかっている方、ワクチンの成分によってアナフィラキシーを起こしたことが明らかな方などは、接種を受けることができません。
また、心臓や腎臓、肝臓、血液などの基礎疾患がある方、過去に予防接種後に発熱や発疹などの症状が出たことがある方、けいれんの既往歴がある方、鶏卵や鶏肉などにアレルギーがある方などは、接種前に医師へ相談してください。
インフルエンザワクチンの接種後には、接種した部位の赤み、腫れ、痛みなどが現れることがあります。また、発熱、頭痛、悪寒、倦怠感などが出る場合もありますが、通常は2~3日で消失するとされています。
まれにショックやアナフィラキシーなどの重大な副反応が現れることもあります。接種後に気になる症状が出た場合は、速やかに医師の診察を受けてください。
今年は例年より早くインフルエンザの流行が始まっています。
八王子市では高齢者向け予防接種の開始を前倒ししていますので、対象となる方、家族に高齢の方がいらっしゃる方は、かかりつけ医や指定医療機関に相談し、接種時期を検討してみてはいかがでしょうか。
八王子保健所はここ↓






