【八王子市】バスも「現金なし」の時代へ! 京王バス、11月末までにクレカのタッチ決済を全車両へ
京王バスの路線バスが、さらにキャッシュレス化へ進みます。
京王電鉄バス株式会社と京王バス株式会社は、2027年度の「完全キャッシュレス化」を目指し、クレジットカードなどによるタッチ決済「クレカ乗車」を、路線バスのほぼすべての車両へ導入します。
2026年11月末までに導入を完了する予定で、八王子市内を走る京王バスも対象です。

●運賃機の現金投入口に設置された開閉式の蓋 画像はプレスリリースより
八王子市内を走る京王バスも「クレカをタッチ」で乗れるように
今回、導入対象となるのは、京王バスの路線バス全車両628両(一部コミュニティバスを除く)。
すでに中野・永福町・調布・桜ヶ丘の各営業所の車両、計266台には導入が完了しています。
そして今後、府中営業所(小金井支所を含む)、小金井営業所、多摩営業所、南大沢営業所、高尾営業所、八王子営業所の計362台について、2026年11月末までに導入される予定です。
つまり、八王子市内を走るおなじみの京王バスでも、順次「クレカ乗車」ができるようになります。

画像はプレスリリースより
現金を用意しなくてもOK
「クレカ乗車」は、クレジットカードやデビットカード、プリペイドカードなどのタッチ決済に対応したカードを、バス車内の専用端末にタッチして支払う仕組みです。
カードだけでなく、対応するカードを設定したスマートフォンなどでも利用できます。
利用できる決済ブランドは、
・Visa
・Mastercard
・JCB
・American Express
・Diners Club
・Discover
・銀聯
です。
これなら、バスに乗る前に小銭を用意したり、交通系ICカードの残高を確認したりする必要がありません。
「しまった、PASMOの残高が少ない!」
「チャージする時間がない!」
そんなときにも便利になりそうですね。

画像はプレスリリースより
「完全キャッシュレス」になると現金は使えなくなる?
ここは注意しておきたいポイントです。
京王バスが目指している「完全キャッシュレスバス」では、現金での運賃支払いは行われません。
利用できる支払い方法は、
・交通系ICカード
・クレジットカードなどによるタッチ決済
・東京都シルバーパス
・定期券
・一日乗車券、企画乗車券、デジタルチケットなど
となります。
交通系ICカードを利用する場合は、あらかじめ駅やコンビニなどでチャージしておく必要があります。
「バスに乗ってからチャージすればいい」という使い方ではなくなるため、普段から現金でバスを利用している方は注意が必要です。

画像はプレスリリースより
「便利になる」だけじゃない。バスを未来へつなぐための取り組み
今回の完全キャッシュレス化は、単に「現金が使えなくなる」「クレジットカードで支払えるようになる」という支払い方法の変更だけではありません。
京王バスが目指しているのは、バスの乗り降りをスムーズにし、運行そのものをより快適で安定したものにしていくことです。
キャッシュレス決済が普及すれば、現金の受け渡しや小銭の準備などにかかる時間が減り、乗降がスムーズになります。こうした一つひとつの時間短縮が、バスの遅延を減らし、定時運行を守ることにもつながります。
そして、もう一つ大きいのが運転士の負担軽減です。
現金を扱う業務や運賃機に関わる作業を減らすことで、運転士がより運転や安全確認に集中できる環境づくりにつながります。
背景にあるのは、バス業界が抱える人手不足などの課題。
限られた人員で地域のバス路線を維持していくためには、業務の効率化も欠かせません。
つまり今回の取り組みは、
「バスをもっと便利にする」だけではなく、「これからも地域のバスを走らせ続けるための仕組みづくり」
でもあります。

画像はプレスリリースより
京王バスは、国土交通省が推進する「完全キャッシュレスバス」の実現に向けて取り組みを進めており、2027年度には運賃収受における現金の取り扱い終了を目指しています。
八王子をはじめ、多摩地域の身近な交通手段である路線バス。
その未来を支えるための大きな転換が、いよいよ八王子市内でも進んでいきます。
京王バス 八王子営業所はここ↓







