【八王子市】NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」で注目のパイロットという職業。工学院大学で近道を探れます
大空を翔るパイロット。NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」ではパイロットになる難しさを描いていて、憧れだけではなれない職業ということを教わりました。
工学院大学には日本でも珍しい「エンジニア・パイロット®」を目指す学科があるそうです。
工学院大学は、1887(明治20)年に創立され、現在は4学部15学科を有する理工系総合大学です。新しい時代の変化に対応できる研究者・技術者を育てています。
1963(昭和38)年には八王子市中野町に八王子校舎を開設し、創立から135年も最先端の知識を持ったエンジニアを輩出している大学です。
工学院大学の先進工学部機械理工学科航空理工学専攻では、日本航空株式会社(JAL)との連携による養成課程でエアラインパイロットをめざす訓練コースのカリキュラムを改定し、学生たちの負担を大幅に軽減したそうです。
先進工学部機械理工学科 航空理工学専攻は、高度な工学知識と操縦技術を兼ね備えた“エンジニア・パイロット®”の養成を行っています。
JALと連携する「エアラインパイロット指定校推薦コース」も設置しています。
日本航空(JAL)のパイロットをめざすコース
約440万円* の訓練費でチャレンジできる格安のコースだそう。
工学院大学が提携する米国フライトスクールで所定の期間、飛行操縦訓練を受け、米国の自家用操縦士および計器飛行証明ライセンスまでを取得します。その他、大学が指定する付加的条件を満たすと就職試験時に推薦により日本航空(JAL)の自社養成パイロット採用選考の推薦資格者として受験することが可能だそうです。
*1US$=110円として計算
米国の提携フライトスクールで操縦訓練の様子↓
先進工学部機械理工学科 航空理工学専攻では、工学院大学とJALとの推薦制度に基づき、JALの自社養成パイロット採用選考の推薦資格の取得をめざす「エアラインパイロット指定校推薦コース」を設置しています。従来、私立大学のパイロット養成課程からエアラインパイロットをめざすには、商用パイロットに求められる事業用ライセンスまで取得するのが一般的ですが、本コースでは、事業用ライセンスの前段階となる自家用操縦士(単発)および計器飛行証明ライセンスのみを米国(FAA)で取得し、本学が指定する内容の技量確認試験に合格すると、本学からの推薦によりJALが募集する自社養成パイロット採用選考に挑戦することが可能となります。事業用までのライセンスの取得を求めていないことから、学生が負担する訓練費を低く抑え、また、操縦訓練開始前にエアライン基準の航空身体検査相当の健康診断を受診できることが最大の特長だそうです。
この度、このカリキュラムを改定し、従来は2種類(FAAの自家用操縦士(単発)および計器飛行証明ライセンス)のライセンス取得訓練をとおして、将来、JALの自社養成パイロット候補生に求められる適性を確認することとしていましたが、これまでに蓄積されたデータやノウハウを最大限活用することで、米国における自家用操縦士ライセンス(単発)の取得訓練と国内で行う適性確認フライトで十分に判定することができるようになりました。新たなカリキュラムでは、2年次の6・7・8月の3か月間米国の提携フライトスクールで訓練を行い、FAA自家用操縦士ライセンス(単発)を取得します。その後、2年次の春休みに1週間ほど国内の提携フライトスクールで適性確認フライトを行い本コースにおける操縦訓練は完了し、推薦資格の取得の有無が判定されます。
このカリキュラム改定により、これまで約7カ月を要していた訓練期間は実質半分以下に、また、訓練費は約370万円(1US$=135円で換算)と円安・物価高の中でもこれまでより約200万円軽減することが可能となり、訓練時間・訓練費用ともにエアラインパイロットをめざす学生の負担を大幅に軽減したそうです。
世界的なパイロットの需要は、コロナ禍の今も変わっていません。先進工学部機械理工学科航空理工学専攻では“エンジニア・パイロット®”をめざす一人でも多くの若者が夢を実現できるよう、取得するライセンスの種類や訓練期間など、学生の希望に沿った多様な選択肢を用意し、工学院大学独自のカリキュラムで最大限支援するそうです。
〇エアラインパイロット指定校推薦コース訓練カリキュラム
※訓練費は2022年12月時点のもの。
※エアラインパイロット指定校推薦コースで訓練を希望する場合、大学が指定する期間までに指定の要件(英語能力、健康診断など)をすべて満たすことが必要です。
※「エンジニア・パイロット®」は工学院大学の登録商標です。
パイロットになるには、大学の単位を途中まで取ってから中退して、航空大学校に入学する人も多いそうですが、工学院大学の4年間で夢を追うのも素晴らしいですね。
工学院大学はここ↓